得意技 05
高品質「スポット溶接姿勢制御」
spot-welding
溶接技術でも、品質改善に挑戦
スポット溶接は、1点あたりの強度が最も高い結合ですが、熱による材料の変形以外に、溶接工程に弱点がありました。
それを自動化することで改善したのが「スポット溶接姿勢制御」です。
ヒューマンエラーのさらなる削減を実現できました。
従来のスポット溶接と「スポット溶接姿勢制御」の違い
- 01従来のスポット溶接
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スポット溶接では、打点の位置を人の手で調整しながら1点1点溶接していきます。
習熟した技術者でも、溶接機から製品を取り外し、付け直すための時間がかかります。また、どんなに注意をしてもヒューマンエラーの可能性はゼロにはなりません。
- 02「スポット溶接姿勢制御」
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あらかじめ打点位置をプログラムに入力したスポット溶接機で溶接を行います。
打点位置の設定は、技術者が経験と実績から材料の延びや「暴れ」を考慮して設定しますが、あとは製品を機械にセットするだけ。
- 03チェック機能
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製品がきちんとセットされていないと、スポット溶接機に搭載された感知器が作動、自動的に動きを止めて不具合の発生を事前に防止します。そのため、製品の品質が安定し、無駄を軽減することができます。